弁護士法人とはどのような組織でしょうか

弁護士というと個人で事務所を構えて、アシスタントや事務員の人と一緒に仕事をしているイメージがあるものです。もちろんそういう形で仕事をしている弁護士さんもいます。しかし今は、弁護士法人というものもあります。これはどのようなものかというと、弁護士を社員とした法人組織のことで、2002年に法律で定められました。通常の個人事務所は1つしか事務所を持てませんが、弁護士事務所の場合は、支店を持つことができます。そのため、地方にも拠点を設けることが可能です。また弁護士法人の場合は、様々な年齢や経験の人々が集まっていることが多く、それぞれの得意分野を活かして仕事ができますし、弁護士の人数が多いので、大きな案件を引き受けることもできます。また年齢層が様々ということは、誰かが辞めてもその後を継ぐ弁護士がいるということで、継続性という意味でも法人は有利です。それから普通の事務所の場合の弁護士は事業主なので、厚生年金や健康保険に加入できないけれど、法人だと社員なので加入できるなどのメリットがあります。一方デメリットとしては、弁護士会の費用が個人の弁護士と、法人の弁護士とで二重負担になってしまう点があげられます。ただし今のところ、メリットの方が多いようです。